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■保健師Q&A〜おっぱいトラブル編〜
■愛着について   
■就学・就園・進級を迎え
■健康講座 『冬にむけての健康』
■空気浴のすすめ ベビーマッサージの先生から
■生活リズムを早い時期に  ベビーマッサージの先生から
■親以外に慣れない
■夏に向けての健康管理
■思い通りにならないとぐずり、最後には大泣き

保健師Q&A〜おっぱいトラブル編〜
Q1,授乳は1日に何回くらいがいいの?

 体から排出されるものには、みんな催す感覚(尿意、便意など)がありますが、お乳の場合にもそれがあります。それを催乳感覚といいます。乳輪部の上方から乳頭に向けてツツツーと走るような感覚をお母さん達が意識します。それが催乳です。この催乳感覚に従って昼夜関係なく1日8回から10回くらいあげ続けると卒乳までずっと同じように出続けるはずです。
 母乳育児がうまくいかない一つの理由が、3ヶ月になったら夜間の授乳はいらないという常識がありますが、このことについて山西みな子氏は以下のように言っています。
 人間の体は1分間に20回くらい呼吸しています。心臓は1分間に70回くらいは拍動しています。女性にはメンスがあります。そして、月に1回排卵しています。これらのリズムは生体のリズムといいます。おっぱいの場合は1日8〜10回位リズムがあると考えて欲しいです。だいたいできれば1時間から3時間の間に1回おっぱいを外に出していくとうまくいくリズムだと考えてください。3ヶ月たったからといってそのリズムがなくなるわけではありません。このリズムをうまく動かしていけば、お母さんが飲ませてあげたい月齢まで与え続ける事が出来ます。「赤ちゃんを起こしてまで飲ませるの」とか「眠いのに自分が起きて飲ませるの」などよく言われます。眠たくても呼吸はしているわけで、夜母乳も無意識のうちに両方一往復づつあればいいわけです。

Q2,急なおっぱいトラブル、どうすればいいの?

 乳房が痛いということは乳腺炎が考えられます。お乳が溜まっているわけです。まず、痛いと思ったら溜まりこんだものを外に出す工夫をします。また新しいお乳を増やさない工夫が必要です。冷やしたり、食事に気をつけたり、せっせと飲ますことです。そのことを一晩でもやってみてから治らなければ医者へ行くようにしましょう。痛いときはすぐに抗生物質を使わないことです。痛かったらまず冷やします。冷やすときは水か、アイスノンだったら凍っているのではなく、フニャフニャのものが良いです。もっと確実な方法で気分が良くなるのはあまり表面が冷えずに、乳房の中の方が冷える野菜を使う方法です。
<じゃがいもシップの方法>
@じゃがいも丸1ヶをきれいに洗って皮をむいてすりおろす。酢を2〜3滴加える。小麦粉 を加えて耳たぶくらいの硬さに錬る。
Aボロ布(古いTシャツなど)を用意します。乳房全体を覆うくらいの正方形の大きさ (10〜15p大)に切り、布の中央に十字の切れ目を入れ@を塗ります。@を塗った上 に、同じ大きさの布をのせます。肌に直接べたべたとじゃがいもが触れないように2枚 を合わせて作ります。
B乳首が切れ目から顔を出すように乳房に貼る。
C湿布が乾いたら新しいのと取り替える(まとめて何枚も作ってビニール袋に入れ冷蔵 庫で保存できます。)
これだけで痛みが相当治まります。それからどんどん飲ませます。飲ませる回数が多いほど良くなります。食事は、脂っこいもの、甘い果物、牛乳などカロリーの高いものは止めてください。水分の取りすぎなどには注意しましょう。一日10回でも20回でもとにかく飲んでもらって出すことが一番効果的です。

Q2,卒乳・断乳ってどう違うの?

 おっぱいを子どもが自分からやめることが卒乳。母親が主体的にやめることが断乳。一言で言ってしまえばそういうことだと思います。が、おっぱいをやめるときの考え方については色んな考え方があります。
<母が決める断乳>(桶谷式乳房管理法)
 赤ちゃんの成長に合わせ母乳を母親自身の意思でやめること(断乳)をすすめています。断乳は赤ちゃんにとって初めての人生の大きなハードルであり、赤ちゃん卒業のセレモニーであると捉えています。
<母子で相談>(日本母子ケア研究会)
 母の都合によるか、子の気持ちに従うか様々。1歳後半からは卒乳の同意が子どもから得られるようになり、母子が望む期間を経てから母乳を終了することを勧めています。
<子どもが決める卒乳>(日本母乳の会)
 自然卒乳(子どもから自然におっぱいを離れること)を勧める。ゆっくりと卒乳をすることを勧めています。
<長期授乳の利点あり>(日本ラクテーションコンサルタント協会)(JALC)
 WHOが2歳以上の母乳育児を勧めていることや長期授乳の利点を示している。いつ辞めるかを選択するのは母親自身であり部分的、計画的、自然卒乳や断乳など状況に合わせて行う。何時辞めるのかを選択するのは母親自身。

 ここまで読んでいただきどう感じられましたか。こんなに流派があり、考えが様々だとますます混乱してきませんか。卒乳か断乳かと考えることや区別することは意味があるのでしょうか。
 実際の育児の現場はこれらの考えが皆ミックスされていて、100人100様の姿があると思います。そして悩みにぶち当たったときにはお子さんの様子や反応をみて、よく子どもを観察し、母が決める断乳にするのか、母子で相談するのか、子どもが決める卒乳にするのか、いろいろあっていいように思います。
 お母さん!「あなた流」が一番なのです!!

Q3,おっぱいをよく出す方法は?

第1,生後、遅くとも30分で最初に乳頭(乳首、乳豆)をしゃぶらせること。
    
 生まれてすぐの時は意識がはっきりしていて、しっかりと目が覚めた精神状態でいます。1時間を過ぎる頃になると意識がトロンとなって眠くなります。新生児が意識がはっきりしている時間帯−これを新生児覚醒期といいますが−このよくさめている時期に、授乳という最初の親子関係をもつことに、大きな意味があります。
 
第2,生後24時間以内に7回以上飲ませること。

 ある病院での調査結果では一日7回以上飲ませたお母さんの赤ちゃんは、母乳を飲む量が多いため生理的体重減少の経過に差が出ている。胎便もよく出るようになる。黄疸が軽いなどの結果が出ているそうです。

第3,赤ん坊は常に母親のそばに寝させておくこと。

 そばにいるといつもお母さんが赤ちゃんを観察でき、泣けばいつでも抱っこしてお乳を含ませてあげることができるという利点があります。最近のお産の状況をみますと産後すぐに母乳を与え、母子同室の入院形態が増えてきているように思います。
 赤ちゃんは生まれてくるとき「3日間のお弁当を背負って生まれてくる。」といいます。ミルクや糖水などはあげなくても大丈夫だといわれています。おっぱいが出ていない!と心配しないでください。赤ちゃんに一生懸命吸ってもらっていれば、必ず出てきますので、心配しないでください。
 またおっぱいが張りすぎていて、おっぱいがカチンカチンになるようですと赤ちゃんは飲めなくて泣いてしまいます。赤ちゃんにとっていいおっぱいは、あまり張りすぎない、赤ちゃんが飲んでいれば出てくる程度の母乳。お母さんが実際搾ってみて片方10tくらい出ていれば十分です。出ないのではないだろうか?赤ちゃんの体重が増えないので心配・・・。等ストレスを感じることが母乳には良くないのです。
 生後3ヶ月くらいには外にも出られず、育児に行き詰まる事があると思います。赤ちゃんとお母さんのおっぱいのリズムがあうようになるのは3ヶ月くらいかかります。心を穏やかに過ごしていただくことが大切です。
 
Q4,夜も飲ませているけど、虫歯が心配。

 お母さんの食べたもので母乳は作られています。母乳は白い血液といわれています。虫歯の原因はおっぱいではなく「甘いもの」砂糖なのです。母子ともに甘いものを取りすぎないような食生活を心がけていれば、夜間に授乳していても母乳が大きな原因とはいえなと思います。あまり心配はいりません。

Q5,薬を飲んでいるけど、授乳は平気?

 多くの薬は授乳中の母親にとって安全であり、赤ちゃんの健やかな成長を考えたとき、母乳育児の利点は薬によるリスクを上回ることが多い(ThomasW,Haie)といわれています。最近は母乳に理解を示してくださる医師も少しずつ増えていますが、現実には安易に「母乳はやめなさい!とかまだ飲んでいるのですか?」といわれて悩むお母さんが多いと思います。
 母乳には「赤ちゃんに母乳を飲ませること」で同じ病原体から赤ちゃんを守るメカニズムがあります。どういうことかといいますと、母親の体の中に入ったばい菌に対して、母親の体の中には抗体といって「病気に対抗する細胞」が造られます。母乳を介して同じような細胞が移行し赤ちゃんの体内でも抗体を造ります。母親が病気の時には母乳中にその病原体にだけ作用する抗体が多く分泌され、この時の母乳を赤ちゃんに飲ませることで、同じ病原体から赤ちゃんを守ることになります。また、母乳中には免疫グロブリン、ラクトフェリン等々多くの感染の抑える因子が含まれています。
 母乳を通して病気が移行することで知られているHIV、ATL、サイトメガロウィルスなど母乳継続には厳重な注意を要する場合もありますが、このような特殊な場合を除いて、母親が何らかの感染を受けた場合には授乳は継続できると考えられています。(岡籐みはる)。お母さんが、感染症にかかっていても基本的には母乳継続は良いと考えてください。お母さんが薬を飲むときはかかりつけのお医者さんに予め「母乳をあげていますので止めなくてもいい薬を処方してくださいませんか。」と相談することも大切です。ほとんどの薬は安全だと考えられます。
<通常の使用では安全であるもの>
@鎮痛剤
A抗生剤
B抗ヒスタミン剤、制酸剤、ジゴキシンインスリン、気管支拡張剤、コルチコステロイド、抗寄生虫剤、クロロキン、抗結核剤、抗ライ剤、鉄剤
C鉄、ヨード、ビタミンなど栄養補給剤 参考神奈川県立医療センター 大山牧子先生の文献より

母子が健康で生きるために母乳育児は「自然からのすばらしい贈り物」ではないでしょうか。人の子は人の乳で育て、次の世代にすばらしい命を伝えていきたいと思うのです。


よこはま自然育児の会 顧問
よこはま母乳110番 顧問 相談員    保健師 朝倉きみ子

愛着について   
愛着について 日本子ども家庭総合研究所・嘱託研究員 木村 たき子

愛着(アタッチメントAttachment)とは、一般的には乳幼児と特定の養育者(多くは母親だが、母親とは特定していない)との間に形成する情緒的な結びつきのことであると言われている。乳児は特定の養育者に対して、言葉で伝えることができないので泣いたり、ほほえんだり、喃語(意味もなくブゥーブゥーなどという)で訴えたり、しがみついたりする。このような行動を愛着行動と言い、乳児は愛着行動に応えてくれる特定の養育者に対して安心感を持ち、信頼関係を結ぶのであるとボルビィ(愛着理論家)は言っている。
この愛着行動は、乳幼児から養育者に向けられると考えられているが、このような乳幼児からの愛着行動により養育者が乳幼児にたいして愛おしさなどの情緒的な感情が生まれ絆が結ばれる。これを、養育者からの愛着(Maternal attachment)という。
  乳幼児期の愛着形成不全は問題であるということが言われているが、現在は家庭環境も社会環境もさまざまであり、養育環境も多種多様である。乳幼児期において愛着形成不全であっても、生育過程で素晴らしい人に出会ったり、感動するような出来事が心をうごかすことで愛着不全であっても修復はできるのである。
筆者は、愛着理論において様々なことが言われているが、特定の養育者が養育中に愛着形成不全を感じて養育に不安を抱えることのほうが、子どもに対してマイナス要因が多くなるのではないかと考えている。養育者がゆったりとした心で子どもに接する時間を短時間でも持ち接することのほうが愛着形成には大事ではないだろうか。

    

就学・就園・進級を迎え
就学・就園・進級を迎え                心理 西田 恒太

 子どもたちにとっては、4月から新たなる生活に入ります。年中さんは年長さんへ、年長さんは小学校へ、未就園さんは幼稚園・保育園へと。まだ、1年あるお子さんは、「来年は行くのよ…」で準備に入るでしょう。子どもたちにとっては、とてもストレスのかかる時期です。特に小さければ小さいほど辛いものがあります。
 4歳のお子さんにとっては母子分離不安が一番クローズアップされる時期に入ります。そのころに年中さんとして就園するのですから、現実と心の中が一致して辛いものになります。保護者の方は焦らず、保護者の方自身が自信をもって対応してほしいものです。子どもはどの年齢でも、自分に自信がありません、だから親の顔色をうかがい、様子で自分のみを処していくのです。その時に、親が自信がない対応をすれば、「私はどうすればいいの…」で迷ってしまい、現状を維持することになるのです。幼稚園や保育園で4,5月頃に見かけるのが、泣いているお子さんです。よく見ていると、送ってきたお母さんがドアや塀の外で様子をうかがっているのです。お母さんのお気持ちはわかります、泣かれると後ろ髪引かれるような気持ちで置いて行かなくてはならない、親御さんの方にも辛いものがあります。「大丈夫か知らん」「先生に迷惑かけていないかしらん」その気持ちが、自信をすっかり忘れさせてしまいます。別れるとき泣いていても、「大丈夫よ、必ず迎えに来るのだから」と心の中で言い聞かせるようにしてください。そして、お迎えに来たときには、大げさに、再開の喜びを表現し、無言でいいのです抱きしめてあげてください。子どもは「待った効があった」とうれしくなるでしょう。この時「泣かなかった」「先生のいうこと聞いていた」「迷惑かけなかった」などは禁物です。そして、お買い物を一緒にしながら、晩ご飯の話をするといいでしょう。
 子どもは、親の心を読んでいます、子は経験がないだけに誰かに頼らなくてはならないのです。
 幼稚園・保育園に入るまでに、身の回りのことは全てできていなくてはとの焦りがありませんか。それは子どもをかえって不安にします。子どもは、できていなければ行かなくてすむ(子どもの小さな心ではそう解釈します)、と親からの注文に抵抗しなくてはならない自分が辛くなり不安定になり、自信をなくすことになるのです。幼稚園・保育園に行きたいと思っている子が、一生懸命自立しようとがんばるでしょう。でも、いざ、通園しだしたら自立していたはずのことが全くできなくなったりします。これは、「こんなはずではなかった、やっぱり寂しい」「自立していなかったら行かなくてすんだのに…」につながってしまうのです。身の回りの自立はゆっくりと本人のペースでやってあげてください。担任の先生や園長先生と相談しながら進めることでしょう。集団生活をしていると、他の子どもができることを「自分もしたい、できる」になり、次第にできるようになります。「今日は漏らさなかった」「今日は、ちゃんと座って食べた」などは禁物です。大体3ヵ月が目安です、6月いっぱいで心配のほとんどが解消しているでしょ。この3ヵ月はほめてあげることをいっぱいして、一緒に晩ご飯の買い物をして、楽しく過ごすようにしてあげてください。
最後に、身の回りのことで、大体の目安を書きます。
 ○排尿    3歳までに教え(たまには漏らすことあり)、たまに自分でいける。でも、夜尿は毎日あってもいいのです。だから、保育園ではおしめをして昼寝をしてもいいのです。夜尿は就学して、9月ぐらいまでは週1,2回あってもいい。1年生の終わりには月1回になっているでしょう。
 ○着脱衣   子どもは何でも自分でやりたがります(できなくとも)。それは、1歳頃から始まります。親御さんはその気持ちを大事にしてあげ、手伝ってあげることです、たとえ99%親がやってしまっても「手伝った」という気持ちを持っていてください。裏返しを戻すことができないなどは、焦らず、ゆっくりと見本を見せてながら手伝ってあげることでしょ。
○食事    子どもが、自分の欲求を自分の意志で満たすことができる、はじめのものです。はじめは手づかみ、時にスプーン、スプーン・フォーク、箸となるのでしょう。2歳を過ぎたら、集中して座って食べられるようにしましょう。もちろん完璧でなくてよいのです。でも、あまりにひどい場合は、「あら、ご飯どうするの、食べてほしいと待っているよ」とか言い注意を喚起したりします。3歳近くなったら「じゃあ、かたづけますよ」と言って戻ってこなかったら片付けることをします。その前にお家の中が、集中して食べられる環境にあるかが大事です。おもちゃやなど、子どもの好きそうな食事とは関係ないものが見える範囲にないようにしてありますか。食事は楽しく食べましょう。今日1日の出来事を話すのもいいのですが、いやなことを思い出させることは避けましょう。食事の前には手洗いを必しましょう。手洗いをすることで、次の準備・心構えを作ることになるのです。

 入学・入園当初は子どもは、不安なのです。一日のほとんどを親から離れ生活しなくてはならない。入るまでは「行きたい、行きたい」と言っている子でも現実となるとこんなに大変かと気づきます。でも、一方では楽しいこともあるしとジレンマになっています。親御さんはその辛い部分に思いを寄せ、「でも大丈夫、あなたはとても大切」と心の中で話しあけてください。なれるまでは大変でしょうが、手がかかっても一緒に何かをすることを多くしてあげてください。
 なお、お子さんのことで困ったり悩んで、親族で解決できればよいのですが、できない場合はできるだけ早くに専門の機関にご相談なさることをお勧めします。自信なくクヨクヨしていると子どもも自信がないのだから、さらに問題が悪化し固定化してしまいます。

健康講座 『冬にむけての健康』
横浜市立大学付属浦舟病院 准教授 医学博士 森 雅亮 先生
「冬に向けてのウイルス感染症の対策について」お話しがありました。

冬ピークを迎える疾患のインフルエンザ、ノタウィルスやロタウィルスによる嘔吐、下痢、RSウィルスによる細気管支炎のお話しでした。いずれも病気の特徴を理解して、対策を立てていくことが大切ということです。
特に、インフルエンザはワクチンによる副反応は全くないとは言えませんが、感染した場合のリスクの方が大きく、特に、今年のワクチンの内容は昨年とかなり変わったため接種することで効果がより高いのでは、との先生のお話でした。日本では一般的には生後10ヵ月過ぎ(最低でも6ヵ月)にお子さんに勧めています。
接種しても3割くらいは感染してしまいますが、毎年行うことで感染しにくくなるというデータもあるということです。
日本では任意接種ですが、米国・欧州では義務化されるようになって、羅患率が明らかに低下しています。接種の有無は親の判断ですが、先生は現場の立場から接種を勧めていました。
他にも、嘔吐下痢症や細気管支炎の話をされました。
いずれの感染症にも、予防が大切で、やはり『うがい・手洗い・マスク』が大原則です。
小さなお子さんにうがいは難しいとおもいますが、手洗いは十分にすることが大切です。また、お子さんだけでなく、もちろん回りの大人や兄弟が予防に努めることが大切ですよね。特に、電車や人混みから帰ってくるパパは要注意です。お子さんと遊ぶ前には、手洗い・うがいをしてもらってくださいね。

これからの感染症のピークの時期を前に、貴重なお話しを伺うことができてお母様方もとても勉強になったとおしゃっていました。
これからも、このような機会が持てたらと思います。


空気浴のすすめ ベビーマッサージの先生から
ベビーマッサージから空気浴のすすめ。

空気浴
肌の健康や感染への抵抗力を維持するために効果的です。
毎日、赤ちゃんにマッサージを行えば、定期的に空気に触れることになります。
酸素に含まれる生命維持に欠かせない癒し成分と、ビタミンD生成のための主要な材料である自然光を吸収することができます。
(ビタミンDは骨のたんぱく質を石灰化し、骨を強化する役割を果たします。)
どうしても、赤ちゃんがマッサージを嫌がるときは、せめて、服の拘束を取り払ってより一層自由に動けるようにしましょう。




生活リズムを早い時期に  ベビーマッサージの先生から
生活リズムにベビーマッサージ

 生まれて間もない赤ちゃん。生後2ヶ月までは、母親の胎内リズムで昼夜問わず過ごします。生後2ヶ月過ぎたら、少しずつ朝と夜のリズムに慣れさせて行きます。
(遅寝遅起きをしていると、豊かな成長を妨げることになります。)
 夜遅くまで起きている赤ちゃん・・・。
 夜中、明るいところにいると、メラトニンの分泌が抑えられてしまいます。メラトニンというホルモンは、夜暗くなると出てくるホルモンで、抗酸化の働きがあり、1歳から5歳の間に特に多く分泌することがわかっています。

1例として・・・・
 まずは、早起きをして朝日をたっぷりあびましょう。
 朝日を浴びながら、空気浴
 昼間はたっぷり遊ぶ(わらべ歌うたいながら、ベビーヨガもいいですね。)
 夜更かしになりそうなお昼寝は早めに切り上げて。
 寝るまでの入眠儀式にベビーマッサージ。
 リラックスしたところで、暗い部屋でゆっくり寝る。

親以外に慣れない
子どもは誰でも慎重です。自分を守ってくれる人は誰なのかを絶えず確認をしています。子どもによって、早く安心感をもつ子とそうでない子どもがいます。
 子どもは誰しもが通る道です。それが長いか−短いか、強いか−弱いかです。これらはその児童の個性によります。

 8〜10ヵ月は人見知りがピークになります。この時期は親特に母親以外はだめとなるでしょう。人見知りは、愛着関係のさらに深くはいる段階の第1歩です。ここで、しっかりと受けとめることが大事です。「このままでは、自分から離れないのではないか」との思いから、突き放そうとすると不安感を植え付けてしまい、離れないことが長く続くことになります。

 親が他の人と仲良くしているところを子どもに見せつけることがだいじです。安心をももてるようになり、自分を守ってくれる人がこんなに仲良くしているのだから、きっと自分も大丈夫、自分も仲良くしたいと思います。
 気長に構えてあげてください。強く押しやるようにするとかえって親にしがみつきます。

夏に向けての健康管理
        「夏の生活で心がけたいこと」       看護師 福田育子
これは、平成20年7月11日の講演をまとめたものです。

1 早寝・早起きの生活を心がけましょう
夏は日が長く夜寝る時間が遅くなりがちです。また暑さのため夜中も寝苦しく睡眠 不足になりがちです。身体・脳の発達を促進するホルモンの分泌は夜の10時がピー クに達します。ただし、そこに至るまでには2時間が必要です。従って逆算する、夜 の8時には寝に入っていないとなりません。「寝る子は育つ」と昔の人は言いまし  た、本当にそうですね。早寝早起きの生活を心がけましょう。
  お母さんも昼間時間がゆるすのであれば横になり身体を休めるのは良いことです。 でも健康な時は10〜15分、最高でも30分以内にしましょう。そうしないと、夜 の睡眠に影響します。

2 まめに水分の補給をする
大量に汗をかく暑い時にたいせつなのは水分補給です。遊びに熱中していると水分 をとることを忘れて脱水症状を起こしたりして熱中症の原因にもなります。こまめな 水分補給を心がけましょう。
水分補給はたいせつですが、糖分の多い飲み物はとりすぎると食欲が落ち食事が食 べられなくなり、かえって体力が低下してしまいます。又、市販の飲み物はお茶であ っても当分が入っているものが多いので注意したいですね。

3 皮膚のケアも行いましょう
  汗をかき紫外線を多量に浴びる夏は皮膚のケアも重要です。
  汗をかいた後涼しい部屋に入ってしばらくすると肌は一見さらさらになります。こ れは水分が蒸発しただけでで塩分は肌に残っています。汗をかいたらタオルを絞って ふくとか、水で流すか、シャワーを浴びて皮膚を清潔に保ちましょう。 
・汗をかいたら洗う
・ふく時は綿のタオルで
・洗った後は保湿を心がけましょう(ワセリンなど)

4 室内は涼しく湿気がこもらないようにしましょう
室内は風邪通しをよくして湿気がこもらないようにしましょう。熱中症は湿気が高 ければ室内でも起こります。お昼寝の時は冷房やドライモードでこまめ調節してあげ ましょう。夜中のクーラーはNG、のどを痛めます。
室温は27〜28℃を目安に
外気温との差が5℃以上にならないようにしましょう。
  外気温との差が5℃以上にならないようにしましょう。
       湿度        温度        
 冬季;  40〜60%   15℃以下にはしない 
 夏季;  40〜60%   28℃以下にはしない 
     室内の床温度は2〜3℃低い。反対に外でのベビーカーは2〜3℃高い。

 5 食中毒を防ぐのは流水が原則、また食品の衛生を守り、野菜はきちんと洗い、必  ず加熱することが大事です。           


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